2021年の箱根駅伝は、激戦の末に駒澤大学が13年ぶりの”大逆転優勝”を勝ち取りました!
復路10区で1位を走る創価大学との左は「3分19秒」
平成以降、復路で3分以上の差がありながら逆転した例はありません。
そんな”奇跡の大逆転”に導いた、駒大・大八木弘明監督の【愛のゲキ】。中継を見ながら心に残った方も多いのではないでしょうか?
今回は駒澤大学陸上部を、2021年・第97回箱根駅伝復路にて”大逆転優勝”に導いた大八木監督の【愛のゲキ】を、復路の区間ごとに分けてお届けしていきます!
大八木監督の名言 第6区・箱根町芦ノ湖駐車場入口~小田原
『今、区間賞と1、2秒の差だ! 順大と争っている。良い感じで走ってきたぞ!』
『57分台行けるぞ!』
3位でスタートした花崎悠紀選手(3年)でしたが、大八木監督の「ゲキ」によって首位創価大との差を2分14秒から1分8秒差まで縮めて、2位に浮上しました。
その結果、歴代3位となる57分37秒の好タイムで区間賞を獲得!
大八木監督の名言 第7区・小田原~平塚
『前に行って!危ないからテレビカメラ!』
7区を走る花尾恭輔(1年)選手の前方を走るテレビ中継車に対しても、大八木監督から「ゲキ」が飛びました!
運営管理車が「テレビカメラ車、もう少し前に行ってください」と注意喚起が続いていましたが、テレビ中継車側が前に行かなかったことから、大八木監督の強烈な「ゲキ」が飛び出したようです。
花尾選手は大八木監督の「ゲキ」に手を高く上げて応えました。後に花尾選手は「大八木監督の声かけは、すごい力になります」と語っていました。
大八木監督の名言 第8区・平塚~戸塚
大八木監督の名言 第9区・戸塚~鶴見
『悪くない、悪くない、大丈夫だ!』
9区の山野力選手(2年)選手も、大八木監督の「ゲキ」によって励まされたと語っていました。
大八木監督の名言 第10区・鶴見~日本橋~大手町読売新聞東京本社前
『いいか行くぞ 行くぞ』
『本当の男だ お前は!』
『やれるよ!』
そして運命の10区。石川拓慎選手(3年)の後ろから大八木監督の「愛のゲキ」が飛び、どんどん前を詰めていきます!
お決まりの「男だ!」の言葉に石川選手も右手をあげて応えていました。
残り2キロで石川選手が首位の創価大学小野寺勇樹選手を抜かし、首位交代!
『ラスト1キロ!いいぞ!』
『最後まで頑張れよ!』
『やったね やったよ お前は男だ!』
そして歴史に残る大逆転!!ラスト2キロでトップに立ち、13年ぶり7回目の総合優勝を果たしました!
2021年大八木監督の名言まとめ【愛の檄(ゲキ)】〜復路編〜まとめ
いかがでしたでしょうか?“大八木節”は駒大名物で、選手達は「ゲキを飛ばされのが嬉しい」「力をもらえるゲキ」とコメントしています。
し烈なトップ争いに、大八木監督の「ゲキ」が、私たちテレビの前の観客にもさらなる感動を与えてくれたのではないでしょうか。
2022年の箱根駅伝も楽しみですね!
それでは、この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。